サルサ仲間に声をもらい、自分では参加を考えていなかった「福島ラテンフェスティバル 2016」へ参加してきた。
彼のおかげで今回は貴重な経験をさせてもらった。
自分はパフォーマンスすることに消極的で、ペアでサルサを楽しめたらそれでいいという考えだから、誰かに背中を押されないと人前で踊ろう、見せようなんて思わなかった。
自分の中では「サルサ=パフォーマンス」という気持ちがない。それは時に良いことでもあるし、消極的と思われる部分でもある。
サルサの楽しさをカッコよさを知ってもらうには、それではいけないんだ、という事も十分分かっている。
「なんのために踊るのか?」
人前で踊るのにはそれなりの理由がある。人に何かを感じてもらいたいから「ダンサー」と呼ばれる人達は人前で踊るのだろう。
だから自分は誰かに何かを伝えたいと思ったときに「サルサ愛好家」から「ダンサー」へと変わる瞬間が、そんなスイッチがあるんだろうな。
ってなことで今回 福島のイベントで踊る理由を見つけた自分はダンサーとしてチームを率いて初のパフォーマンスをしてきた。
サルサ界に嵐を起すべく結成されたキューバンサルサチーム
Ⅲ Generación de la SALSA -テルセーラ・ヘネラシオン・デ・ラ・サルサ-
「サルサ第三世代」
結成にあたり、どんなパフォーマンスができたらいいかな?なんて考えて、チームメンバーに伝えた。
いつの時代も、新しいモノが生まれ、それを越えるべく第2世代が続く。。。
「新たな人達が、新たな価値観を持って、新たな創造をしようとする。」
新しいスタンダードを創るのが、あとに続く第3世代なのかもしれない。
エッチで妖艶、腰フリフリなラテン、サルサのイメージがいまだに残る現在、そんな都市伝説にも似た古い幻想を壊し、もっとカッコイイ、サルサ、ラテンを創って新たな”第三世代”が育つ場所を創っていかなければ、サルサもラテンも過去の大人達の遺産となるだろう。
破壊と創造。
サルサ第3世代。
今回は仙台のKAORIさん、秋田のGENKIさん、そして、弘前から3人の女性に参加、協力してもらい、カッコつけたチームを結成した。
クールでカジュアルなサルサ、若い人にも踊ってもらえるような、踊りたいと思ってもらえるような踊りを見せたいと思って作った作品、見てくれた人達はどう思ったのだろうか?
趣味でやっていたサルサ、それを見せる機会をもらって踊っていたサルササークル・SALSA de NORTE 時代、もっと格好良く踊れるようになりたいと思ってキューバへ渡り踊りを勉強したのに、日本に帰る自信も持てず、ペルーへ逃避行というの名の旅をし、日本へ帰ってきてから初の完成度を求めたパフォーマンス。
サルサ界に革命は起きたのか?革命の火は付けれらたのか?
2016.11.5 福島ラテンフェスティバル
Ⅲ Generación de la SALSA